プラチナの豆知識
プラチナは一説によると約20億年前、巨大な隕石が地球に衝突して地殻を破り、プラチナを大量に含む溶岩層が形成されたのがプラチナ鉱床の歴史の始まりといわれております。
紀元前700年前後の古代エジプトでは既にプラチナが使われており、エジプト女性高位神官シェペヌペットI世の遺跡から出土された「テーベの小箱」という世界最古といわれるプラチナ製品がありますが、その後歴史に登場することはほとんどありませんでした。
※「テーベの小箱」パリのルーヴル美術館で展示されているテーベの女性高位神官シュペヌペットの伝記を綴ってある小型の化粧ケース。
時は流れて16世紀の後半、金を探し求めていたスペイン人が南米で白い金属(プラチナ)を発見します。ところが融点が高く(プラチナ1768℃ 金1064℃)加工が困難なこの金属をエクアドルの川に捨ててしまい、再び歴史から姿を消してしまいます。 さらに時は流れて、17世紀前半コロンビアにあるピント川で白い金属を発見し、この金属を「プラチナ・デル・ピント」と名付けられたのが現在プラチナと呼ばれる語源になったようです。
プラチナの純度
現在プラチナジュエリーは純度85%(Pt850刻印)以上が主流となっておりますが、古い製品ですとPmと刻印されたジュエリーがあります。Pm刻印のジュエリーは現在のジュエリーと比較するとプラチナの含有量が低くできております。
プラチナの純度は1000分率で表記されます。Pt1000は純プラチナとなり、一般的に宝飾品として販売されるプラチナの品位は、Pt1000・Pt950・Pt900・Pt850の4種類が使われています。
プラチナの産出国
南アフリカ共和国・ロシア・カナダ・ジンバブエ・アメリカ合衆国・コロンビア等で産出されておりますが、その70%以上は南アフリカ共和国で算出された物で、日本では砂白金として北海道でも僅かながら発見されておりますが、製品に出来る十分な量ではなかったようです。
これまでに採れたプラチナの産出量は金の約30分の1しかなく、1トンの原鉱石からは3グラムのプラチナしか精製されないほど、非常に希少価値の高い鉱物です。



