金の豆知識
金は現在、指輪やネックレスの装飾品や携帯電話・パソコン等の電子機器、またそれ以外でも様々な製品に利用されており、現代社会において無くてはならないほど、重要な素材となっております。
金は数千年前から利用され、有名なツタンカーメン王のマスクや棺までもが金で作られてました。(現在の価格にすると2億~3億円相当)金鉱石1トンから数g程度しか産出できない為、当時の採掘技術ではかなり大変な作業だったと思われます。
一時期は通貨として扱われてきましたが、1970年の金本位制の廃止により通貨としての利用がなくなりました。しかし、現在でも世界の金の約45%を各国政府等は外貨と同じように準備資産として保有されています。有事の金と言われるほど価値のある金、戦争やテロなどの政情不安やバブル崩壊などの経済不安で株式や貨幣価値が下落する恐れがありますが、 金の価値はある程度保たれるので、株式や為替ではなく金にしたほうが良いとして保有しているのではないでしょうか。
金の純度
金は非常に柔かい物質であるため、軽い力を加えるだけで湾曲したり凹んでしまいます。純度100%をそのまま貴金属として扱うことが不向きなので、ほとんどの場合他の金属との組み合わせ(合金)によって装飾品や貴金属が作られます。
金の純度は24分率で計算されます。純金は24KT(24カラット。宝石の重さの単位であるカラットとは異なります)または24金とし、K18とはK24÷K18=75%が金の含有率であることを表します。
純度は合金の度合により何種類かありますが、一般的には貴金属は18金や14金が多く使われております。
時々見られるK18WGとは18金ホワイトゴールドを表し、金75%にパラジウムと銀を混ぜた合金であり立派な金で、更に近年ではホワイトゴールドにプラチナを混ぜたブラックゴールドという合金も生産されております。
金の産出国
南アフリカ共和国・オーストラリア・アメリカ合衆国・中華人民共和国・ペルー・ロシア・カナダ・ウズベキスタン・インドネシア・パプアニューギニア・ガーナ等で産出されております。世界に比べると僅かですが日本でも産出されています。
これまでに世界各地で採れた金を合わせると、およそ14万トン。50メートルのプールで3杯分です。地球上に眠っている金の残りはおよそ7万2千トンで、あと50年前後で全て掘り起こされると言われておりますが、技術が進歩しております昨今ですので、もっと早く掘り出されるかもしれませんね。



